水素水の濃度

水素水はただの水?水素水を摂取するときは濃度に注意!

健康や美容に効果があるとして注目されている水素水。毎日のセルフケアに水素水を取り入れようと考えている人は多いのではないでしょうか?水素水を摂取するときに、確認したいのが濃度です。この記事では、水素水の濃度について解説しています。

■水素水の濃度が大切なワケ

水素が持つ効果は日本をはじめ世界中でさまざまな研究がされています。特に、水素水の効果を最大限に得るために大切となるのが、水素の濃度です。
一般に、水素水の濃度は「ppm(パーツパーミリオン)」という単位が使われています。たとえば、水素水の1ppmは1リットルの水の中に1㎎の水素が含まれていることを意味します。市販の水素水を購入するうえで大切となるのが、きちんと濃度表記されたものを選ぶことです。国内メーカーの水素水をみてみると、「0.3~0.8ppm」「最高7.0ppm」といった表記をみることができます。市販の水素水の水素濃度はきっちりと決まった数値でないことが分かります。
特に、濃度の表記がない市販の水素水の中には、水素が全く含まれていないものがあったという調査結果もあるので、注意しましょう。

■市販の水素水の水素濃度について

市販の水素水に表記されている濃度は、出荷時から消費期限までの水素濃度を表しています。しかしながら、市販の水素水は、商品として販売されている間に、水素が抜けてしまう可能性が高いことが分かっています。これは、もともと水素は水に溶けにくい性質があるためです。特に、密封方法によっては水素が逃げ出しやすく、フタなどの栓からも水素は抜けてしまうことも。消費生活センターの市販の水素水の調査によると、商品によっては、表記されている濃度の8割から半分以下だった言うことが明らかになっています。
市販の水素水では、表記されている濃度よりも数値が低い可能性があることを覚えておきましょう。

■水素水を摂取するときは高濃度のものを

水素水には、期待する効果によって適切な濃度があります。一方で、市販の水素水はどうしても一定の濃度を保つことが難しいので、どうしても効果が低くなってしまうというデメリットがあります。市販の水素水を購入するときは、なるべく高めの濃度のものを選ぶのも1つの方法です。

■高濃度の水度を摂取するのなら、水素吸入器もおすすめ

高濃度の水素の摂取をするのなら、水素水よりもおすすめなのが水素吸入器です。水素吸入器はその場で水素を発生させてそのまま体内に取り込めるので、高濃度の水素ガスを取り込むことができます。ここで、水素水ではなく、水素ガスの吸入で効果があるか疑問に思う人もいるでしょう。水素ガスを吸入する方法は、「水素ガス吸入療法」といって、医療分野でも用いられている方法です。
すでに日本の大学病院の中には、救急医療において水素吸入器を用いた水素ガスの摂取を行っているところもあります。水素水ではなく、水素吸入器を使うのは、高い濃度の水素が吸えるため、より大きな効果が期待できるためといえます。

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■さらに水素吸入器で高濃度の水素水が作れる

水素吸入器の中には、水素水を作りながら水素ガスを吸入できるものもあります。水素吸入器を使えば、一緒に水素水が作れるため、水素を逃がさずに高濃度の水素水を摂取することが可能です。
水素水を摂取したい人は、水素吸入器を使って自分で作ってみるのもよいでしょう。水素吸入器があれば、高濃度の水素水が摂取できるだけでなく、水素水購入のためのコストを大幅に下げることができるというメリットがあります。

■まとめ

水素水の濃度は高いほど効果が期待できます。その一方で、水素は水に溶けにくい性質があるため、市販の水素水はどうしても濃度がバラバラであったり、実際の表記よりも低くなったりすることがあります。高濃度の水素を摂取するのなら、水素吸入器で水素ガスを吸ったり、自分で水素水を作ってみたりするのがおすすめです。


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