• 2020.01.29

いま注目のCBDとは?

■CBDは麻に含まれている有効成分
CBDとはカンナビジオール(Cannabidiol)のことで、植物の麻に含まれている有効成分の一つです。麻から抽出される有効成分のうち、40%はこのCBDが占めています。麻というと、薬物の一種である大麻をイメージする人は多く、危険薬物のマリファナなどと関連付けて考えてしまうために、CBDそのものがもしかしたら危険な成分なのではないか、と考える人は少なくありません。しかし、CBDに関しては、そういった危険ドラッグから受ける作用の心配はほとんどなく、むしろ健康への薬理効果が期待出来る注目されている成分と言えます。アメリカにおいては、すでにCBDは医薬品の有効成分として使われていますし、日本でも健康食品としてCBDが活用されています。

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■CBDの特徴
大麻に含まれている成分には、CBDの他にTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分もあります。この2つの成分を分子レベルで比較すると、分子式としては全く同じなのですが、構造式の点で異なっています。そしてその結果、人間の体に与える作用としては、全く異なる作用を持っているという違いがあります。大麻が持つ作用の中でも、私たちが恐怖や不安を感じているような作用を持つのはTHCなのです。

THCという成分は、精神的な面における作用がとても強いという特徴があります。これは、脳内の神経細胞に多く存在する受容体であるCB1レセプターに対して親和性が高いためです。そのため、脳内の神経細胞に強く作用するため、精神面のバランスが崩れて幻覚や幻聴などの症状が起こります。ちなみに、THCを化学的に類似させた成分を多く含むドラッグには、脱法ハーブをはじめとする危険ドラッグなどがあります。日本国内においては、THCは法律によって禁止されている成分となっています。

このTHCと同じ分子式を持ちながら、全く異なる作用をするのがCBDです。分子式という点では同じですが、構造式が異なっていて、環式の部分がオープンになっており、そのためCB1レセプターへの親和性がとても低いという特徴があります。そのため、脳の細胞に与える影響はほとんどありません。むしろ、精神面や神経面に与える影響がほとんどない上に、健康面での薬理効果が期待できるため、世界中で様々な研究が行われています。これは、CBDという成分が医療に使用しても安全な成分だということの証ではないでしょうか。日本国内でも近い将来には、医薬品としてCBDが活躍する時が来ると期待されています。